平成29年7月1日 全日本囲碁協会のHP、リニューアル&移転いたしました。
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コラム(目次)

2014年08月26日 08:42

■弱くても楽しんでます
 香山由志子

■囲碁ってなんだろう
 及川 尚 (囲碁サロン絆)

■囲碁の医学的効用(3)
 東京都立神経病院 飯塚あい

■囲碁史散歩(2)初代本因坊(二)
 光井一矢

■囲碁史散歩(1)初代本因坊(一)
 光井一矢

■囲碁の医学的効用(2)
 東京都立神経病院 飯塚あい

■囲碁の医学的効用(1)
 東京都立神経病院 飯塚あい

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入会案内

2014年08月24日 20:11

 当法人(全日本囲碁協会)の「目的と事業」「会員の特典」は以下のとおりです。

目的と事業

 当法人は、広範囲の年齢層に囲碁を普及し、その効用を啓発して人間形成に役立てることを目的としています。
 当法人は、上記の目的を達成するために、次の事業をおこないます。
(1) 自己開発による能力向上、視野拡大、挫折に対する耐性の修練などのための啓発事業
(2) レクリエーション効果による精神的身体的影響の調査とその周知事業
(3) 目的設定による気力増進、認知症発生抑制に関する調査研究とその周知事業
(4) 世代間、地域間の交流を促進する断絶解消事業
(5) 競技囲碁の発展を主とする団体と一線を画しながら、当法人の目的に合致する部分での連携事業


会員の特典

■正会員(年額12,000円)
 入会資格……基本的には碁席経営者、囲碁教室経営者。理事会承認が必要
 ・情報交換会参加
 ・親睦会参加
 ・イベント(全碁協主催の囲碁大会等)参加
 ・賛同会員(個人、グループ研究会、学校囲碁サークル、成人学校、老人ホーム、病院、
         養護施設、および各種任意団体など)への囲碁企画仲介
 ・囲碁グッズ販売、販売設備の製作、および仲介
 ・会報に意見発表

■賛助会員(年額一口10,000円から/何口でも)
 入会資格……本会の趣意を理解し、積極的に支援する者。理事会承認が必要
 ・情報交換会・親睦会への参加
 ・イベント(全碁協主催の囲碁大会等)参加
 ・賛同会員との連絡仲介
 ・会報に意見発表

■賛同会員(年額2,000円)
 入会資格……囲碁普及に理解と情熱のある者。その他はとくに規定なし
 ・イベント(全碁協主催の囲碁大会等)参加
 ・正会員との囲碁企画仲介
 ・他の賛同会員との連絡仲介
 ・会報に意見発表

 いまのところ以上のようなことを考えていますが、今後さらに研究して、会員サービスを充実させていきます。

 入会をご希望の方は、「入会申込フォーム」よりお申込みください。

 お電話で問い合わせしたい場合は、下記の事務局宛にご連絡ください。

 一般社団法人 全日本囲碁協会 事務局
  ■碁席 秀策 桑原青人(全碁協理事)
    新宿区歌舞伎町1-24-2 西武ビル6F
    TEL&FAX 03-3232-8755


一般社団法人 全日本囲碁協会 定款

2014年08月24日 20:08

一般社団法人
全日本囲碁協会 定款

第1章 総則
(名称)

 第1条 当法人は、一般社団法人全日本囲碁協会と称する。

(主たる事務所)
 第2条 当法人は、主たる事務所を東京都新宿区に置く。

(目的)
 第3条 当法人は、広範囲の年齢層に囲碁を普及し、その効用を啓発して人間形成に役立てることを目的とする。

(事業)
 第4条 当法人は、前条の目的を達成するために、次の事業をおこなう。
(1)自己開発による能力向上、視野拡大、挫折に対する耐性の修練などのための啓発事業。
(2)レクリエーション効果による精神的身体的影響の調査研究とその周知事業。
(3)目的設定による気力増進、認知症発生抑制に関する調査研究とその周知事業。
(4)世代間、地域間の交流を促進する断絶解消事業。
(5)競技囲碁の発展を企図する団体と一線を画しながら、当法人の目的に合致する範囲内での連係事業。
(6)前各号に附帯または関連する事業。

 第5条 当法人の公告は、官報に掲載する方法による。

(以下略)



全碁協機関紙「日本の碁」

2014年08月24日 18:54

一般社団法人 全日本囲碁協会機関紙「日本の碁」

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第9号(平成29年1月15日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

第8号(平成28年7月15日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

臨時号(平成28年3月1日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

臨時号(平成27年12月1日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

臨時号(平成27年10月1日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

第7号(平成27年3月20日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

第6号(平成26年12月15日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

第5号(平成26年10月14日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

第4号(平成26年9月14日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

第3号(平成26年8月14日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

第2号(平成26年7月14日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら

第1号(平成26年6月13日発行) → PDF PDFダウンロードはこちら






正会員総会 囲碁は人生のサプリメント

2014年08月14日 20:41

 予定されていた7月14日の正会員総会が無事終わりました。現段階で16名の会員中、欠席5名、1名は代理人出席です。

 自己紹介のあと、議長菊池、司会桑原、書記相場のもとで議事を順調に消化し、続いてフリートーク、懇親会へと進みました。

 そのなかで、皆さんが最も精彩を放ったのはフリートークの場面です。碁席の経営問題では、客層の大半を占めている高齢者や、女性、子ども、外国人への対応問題がこれからの焦点となります。また、団体客や喫煙者への対応もまちまちで、さまざまな案が出されました。

 日本の伝統文化としての囲碁を海外へ発信するときにも、しっかりした組織を作っておく必要性はみなさんが感じておられたようです。このことは、全碁協が囲碁のゲーム性を追及するのでなく、豊かな人生へのサプリメントとして囲碁を考える基本方針と合致しているといっていいでしょう。なすべきことは山積しています。

 近い将来、全碁協のホームページを立ち上げる件に関しても、具体的な方法については理事会一任となりました。

    ◇

 社員と会員の区別についてはのちに報告しますが、法律上のややこしい問題もしだいにクリアーでき、全碁協も形が整ってきたようです。

kikuchi.jpg 
理事長 菊池康郎

(平成26年8月14日発行「日本の碁」第3号より)




弱くても楽しんでます

2014年08月14日 14:39

弱くても楽しんでます

 香山由志子

 私が碁を覚えたのは25年前、日本棋院にアルバイトとして勤務してからのことです。職種はカメラマン(いまはカメラパースンというようです)ですが、プロの対局を終局時に撮るときなど、せめてどちらが勝っているかくらいは知っておきたいと思ったのが一番の動機でした。

 写真課(いまはありません)の上司に教えられましたが、先生もかなり弱かったようで、だれかに冷かされました。「正師を得ざれば学ばざるにしかず」

 ルールをある程度知ってから、編集の人たちに何度も打ってもらいましたが、頭が悪いのか、性格がよすぎるのか、少しも強くなりません。ある時は7級、あるときは15級。負ければそれ相応にくやしいのですが、勝ってもさほどうれしくはなく、いまは一年に数回の対局です。

 おまけに、考えているときにぶつぶつ独り言をいう癖があるらしく、みんなに「パレパレだよ」と笑われます。

 むしろ、大会などに引っ張り出されたとき、一緒にお酒を飲むのが楽しい。みなさんの話題に多少付いていけるのも、碁を知っているプラス面です。

 それよりもなにより、碁を知ったことで多くのお友だちができました。なにか共通項があれば、人は友人になりやすい。カメラマンとして女性大会の写真を撮った人たちと、年賀状のやりとりをするだけでも碁を覚えたかいがあるようにも思います。

(「日本の碁」第3号掲載/平成26年8月14日発行)



囲碁ってなんだろう

2014年08月14日 14:38

囲碁ってなんだろう

 及川 尚 (囲碁サロン絆)

 老若男女にかかわらず囲碁を知らない人は、最初に碁盤碁石を見たとき、用途の見当がつかないのがふつうだ。盤上の線、黒点、白と黒の円形物。「これは一体、なんだろう」。生を受けた赤子が初めてこの世を見るのと、同じ感があるのではないだろうか。

 その赤子を親は慈愛をもって育み、世の中を少しづつ教え、成長を楽しみに待っている。囲碁もこれと同じではないだろうか。盤上の線、黒点、白と黒の円形物はなにかと教え、どう使うのかと教え、なにを目的とするかを教え、成長を楽しみにしている。

 成長が進んでくると、当然ながらこれまで教わったことに、
「なぜ、どうして」
 という質問が多くなる。

 そのような質問を受けたときには面倒がらず、一緒になって学習していくことが大事なのではないか、と昨今は思うようになった。
「ああっ! 囲碁はむずかしい」
「ああっ! 人生はややこしい」

 でも、両方ともじつは楽しいものなのです。
 皆さん、囲碁と人生を大いに楽しみましょう。

(「日本の碁」第3号掲載/平成26年8月14日発行)


囲碁の医学的効用(3)

2014年08月14日 12:57

囲碁の医学的効用(3)

東京都立神経病院 飯塚あい

 このコーナーも第三回目となりました。今回は、2014年7月19日に岩手県大船渡市で行われた「碁石海岸で囲碁まつり」に関するお話をしたいと思います。

 これは木谷実九段の末の息子である木谷正道さんが主催された囲碁イベントです。東日本大震災で大きな被害を受けた大船渡市を、囲碁の力で活気づけようという復興支援を目的として開催されました。背景には、復興の一環として大船渡市を「囲碁のまち」にしようという大きな試みがあります。大船渡市には、碁石海岸という名称の、波によって削られた布や岩の形が碁石に似ているという理由から名前をつけられた海岸が存在します。囲碁に縁のあるこの地を、囲碁の力で活気付けようというのは、まちの特性を活かす素晴らしい発想であると思います。

 このイベントでは、謝依旻女流二冠らによる百面打ち指導碁や、碁盤碁石を乗せて走る囲碁列車、視覚障害者記念対局、各専門家による住まいの何でも相談室など、被災地ならではの企画で目白押しであり、その中で私も「被災地と認知症~囲碁療法の可能性」という講演をさせていただきました。

 講演をするにあたり被災地の方々の生の声を聞き、現状をみせていただいたところ、多くの事実が明らかになりました。特に、私の脳神経内科の専門分野に関連する部分では、震災後、新しく認知症を発症する人や、認知症の症状が悪化している患者さんが著しく増加している現実があります。その理由には、引っ越しなどによる環境の変化、仕事や家族を失うことによる生きがいの喪失などがあります。これらのことで、不安や興奮が生じたり、活動する意欲を失ったり、徘徊するなどという症状が出るそうです。さらに感じたのは、高齢者にとって住みやすい環境とはいえないということです。仮設住宅がどこも似ていて、自分の部屋がわからない、足場が悪いといったことで、ますます外出する意欲を失います。家で無為に毎日を過ごすことは、認知症の発症にもつながるのです。

 これらの問題に対し本イベントでは、悪循環をたち切るひとつのきっかけづくりという目的がありました。今日も囲碁を打つために外に出よう、あの人と対局するのが楽しみだという思いは、被災され様々な思いを抱えている現地のみなさんの生活に、彩りを加えることになるのではないでしょうか。

 今回の碁石海岸で囲碁まつりは、300人を越える大盛況となり、多くの地元の方々に喜んでいただけるイベントとなりました。「囲碁をすることで元気をもらえました」という言葉は、まさに心身のケアという囲碁療法の根本につながることだと感じました。また、それは、人とのつながりが薄れ行く日本、世界の課題でもあります。人々の生きがいをつくり、孤独を防ぐために囲碁を用いる、これは健康増進の他に、防災にもつながることだと感じています。

 大船渡市では、今後小中学校で囲碁授業を開催するほか、旅館、福祉施設、市役所などで碁盤碁石を設置することで、住民がいつでも囲碁を楽しめるよう、まちづくりを進める予定です。ぜひ、機会があれば、囲碁のまち大船渡を訪れてみて下さい。

(「日本の碁」第3号掲載/平成26年8月14日発行)

囲碁史散歩(2)

2014年08月14日 12:54

囲碁史散歩(2)

囲碁史会会員 光井一矢

初代本因坊(二)

 初代本因坊算砂と関わりが深い戦国武将といえば徳川家康です。江戸時代の基礎を築いた家康は囲碁や将棋を好み、碁打ちたちにも俸禄を与えた。家康がいなければ現在の囲碁界はどのようになっていたかわからない。

 家康が囲碁を始めた時期は定かではないが、はじめ家康はあまり碁が好きではなかったらしい。人が碁を打つのを見るにつけても、周囲に迷惑を与えるだけで何の役にも立たないと決めつけ、これを好む人は間抜け者のように思っていたという記述もある。

〔(家康は)概して無用の遊びは好まなかった。ときには申楽(能楽)や囲碁将棋などを暇つぷしに遊んだが、深く心にとめたわけではない〕

 別の条には、
〔織田信雄のように、織田家をつぶし、国の統一も果たせず、能ばかりうまくなっても何の益があろうか。まぬけ者というべし。徳川殿は雑技(囲碁や将棋などをふくむ雑多な遊び)に心をうばわれず、つねに弓矢を取らせては家康の上に出る者はいない。皆の衆、小事にかまけて大事にうといということは、これ又まぬけ者というべきだ、と戒められた〕
とある。

 これは編者の偏見が多分にあるのではないかと思われる。

 戦国の世では囲碁や将棋、または茶などよりも武芸の方が大事と考え、家康は遊芸よりも武を好むというイメージがあったが、家康の違った側面を見ることもできる。

 家康の囲碁の記述がはじめて見られるのは『当代記』の天正十五年閏十一月十三日である。前年には、家康と秀吉が大坂城で会見し、この年は北野大茶会が催されている。戦乱もようやく鎮り、家康も遊芸を楽しむ時間が生まれてきたのであろう。

 家康の最初の囲碁記述である。
「碁打ちの本因坊新城江下、亭主九八郎信昌、此夏於京都為碁の弟子の問如此、則令同心駿河江被下、家康公囲碁数奇給間、日夜有碁」
〔本因坊(算砂)が新城へ下ってきた。(奥平)九八郎信昌がこの夏、京都において算砂の弟子になったことから、算砂を駿河へ呼んだ。家康公は凶碁を好まれ、日夜打たれた〕

 この記述により、家康は囲碁に熱中していたであろうことが見られる。算砂が駿河に逗留しているあいだに手ほときを受けたものと思っていいだろう。入門直後に、日夜打たれた、というほと軌中するとは思いにくいので、この当時家康はそれなりに打てていたのであろう。

 ここに出てくる奥平九八郎信昌は家康の娘亀姫を娶っており、また信長にも目をかけられており「信」の一字をあたえられた。長篠の戦の折、長篠城に籠り武田軍と戦った人物である。この奥平信昌は本因坊算砂の門下となっており、算砂と家康を引き合わせたとしても不思議ではない。信昌が家康に碁を教えたとも考えられている。

 家康には多くの武将との囲碁についての逸話があり、碁敵と呼ばれる武将も多かった。それらは次回以降に回そうと思う。

 豊臣秀吉と家康が対局したと伝えられている碁盤がある。

 実際に対局があったかは不明だが、豊臣家と徳川家の家紋が碁笥に刻まれている。この碁盤は京都大徳寺龍源院に展示されている。

(「日本の碁」第3号掲載/平成26年8月14日発行)





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